使わなくなったダイヤ指輪をピアスへ。3Dデザインで仕上がりも安心のオーダーメイド。製作工程

「昔もらったダイヤモンドの指輪があるけれど、デザインが少し古くて長年着けていない…」 「使わないまましまっておくのは、とてももったいないけれど、どうリメイクすればいいかわからない…」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?
今回は、お持ち込みいただいたダイヤモンドリングから石を取り外し、普段使いしやすい「耳もとでキラッと光る一粒ピアス」へと生まれ変わらせたリメイク事例を、全8工程の写真とともに分かりやすくご紹介します!
01. ご相談とダイヤモンドの取り外し

お客様からのご相談は、「長年使っていないダイヤモンドリングがあるけれど、今のデザインはもう着けない。小っちゃくても耳もとでキラっと光るシンプルなピアスに作り替えたい」というご要望でした。
理想のイメージをしっかりとお持ちでしたので、まずはリングからダイヤモンドを一つひとつ丁寧に取り外し、全体のサイズや状態を計測していく作業からスタートしました。
02. ルース(石)の選定とペア探し

リングから取り外してみると、配置されていたダイヤモンドはすべて少しずつサイズが異なることが分かりました。
両耳用のピアスを作るには、左右のバランスが揃った2石を選ぶ必要があります。そこで、取り外したルースの中から、比較的大きめで輝きの良いペアを探し出していきます。
03. 輝きとサイズが揃った理想の2ピース

厳選した結果、こちらの2ピースに決定しました!
大きさだけでなく、カットのバランスやダイヤモンド特有の透明感・輝きが見事に揃った、理想的なピアス用ペアです。
04. 3D CADによるデザイン設計

お客様のご希望である「小っちゃくても耳もとでキラっと光るピアス」を形にするため、デザインをCADで組み立てていきます。
今回は、石の周囲を金属でぐるりと囲む「覆輪(フクリン)留め」を採用。さらにその外周には、クラシカルで可愛らしい表情をプラスする「ミル打ち(ミルグレイン)」を配置するデザイン案を作成しました。
05. 完成イメージが立体的に見える3Dデザイン

「仕上がりがイメージと違ったらどうしよう…」というジュエリーリメイクならではの不安を解消するため、当店ではリアルな3Dデザイン画像で完成イメージをご確認いただけます。
正面だけでなく斜めや横からのフォルム、金属の質感や全体のバランスを制作前に立体的に確認できるため、完成へのワクワク感を持ちながら安心してお任せいただけます。
06. 3Dプリント準備と精密なデータの調整

3Dデータをさらに細部まで調整・整列させ、専用の3Dプリンターで樹脂原型を出力するための準備を行います。デジタル技術を活用することで、手作業だけでは難しかった左右対称の美しいフォルムと精密な枠作りが可能になります。
07. 職人技による石留めとミル打ち加工

樹脂原型から金属(枠)へと仕立て上がった後、ダイヤモンドを覆輪留めでしっかりと固定します。
さらにその周囲へ、一粒一粒丁寧にミル(繊細な丸い粒の装飾)を打っていきます。手仕事の技術が加わることで、金属に深みのある輝きが生まれます。
08. 仕上げ・磨き上げを経て完成!

留め跡のチェックと細部までの丁寧な磨き加工を施し、眩しく輝くピカピカのピアスに仕上がりました!
お客様が思い描いていた「小っちゃくても耳もとでキラっと光るピアス」の完成です。安心して身に着けていただけるよう、落ちにくいシリコンキャッチをお付けしてお渡しいたしました。
まとめ:眠っていたジュエリーに新しい命を
タンスの奥で眠っていた思い出のリングが、毎日身に着けたくなる可憐な一粒ピアスへと生まれ変わりました。
ジュエリーリメイクは「どんな仕上がりになるか不安」という方も多くいらっしゃいますが、3Dデザインを活用することで、事前に完成形をしっかりとイメージ・確認しながら進めることができます。
「譲り受けたけれどデザインが好みではない」「指輪はあまり着けないけれどピアスなら使いたい」といったジュエリーがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。大切な宝石の輝きを、今のあなたに寄り添う新しいデザインでお楽しみいただけます。


