想い描いたデザインをカタチに。3D技術で出来上がりの不安を解消する、安心ジュエリーリメイクストーリー

新しく完成したモダンなペンダントトップにプラチナチェーンを通し、トレイの上で全体のバランスと美しさを確認している写真

はじめに:受け継いだ輝きを、今のあなたに寄り添うデザインへ

お婆様やご両親から譲り受けた大切な宝石。そこには確かな歴史と深い愛情が込められていますが、「今のファッションに合わせづらい」「デザインが少し古く感じられてタンスに眠ったままになっている」というお悩みを抱えている方は少なくありません。

今回ご相談いただいたのは、お婆様から受け継がれた一粒ダイヤモンドのペンダント。爪が太く大きく、クラシカルな美しさはあるものの、普段使いには少し気後れしてしまうデザイン…。「今風のデザインに替えて、毎日身に着けたい」という想いを叶えるため、エファーナでは3Dテクノロジーと職人技を融合させ、出来上がりの不安を徹底的に取り除く「安心のジュエリーリメイク」を行いました。その全15工程のストーリーを詳しくお届けします。

第1章:対話から生まれる理想のデザインと、驚気のデジタル原型

リメイクにおいて最も大切にしているのは、お客様の「こうしたい」という抽象的なイメージを正確に汲み取ること、そして「本当にイメージ通りに仕上がるかしら?」という不安を解消することです。

太くがっしりとした6本爪の古いプラチナ枠に留められた、お婆様の一粒ダイヤモンドペンダントの全体写真
お婆様から譲り受けたダイヤモンドペンダント。爪が太く高低差があり、少しクラシカルな印象の旧枠。
ジュエリー接客トレイの上で、取り外されたチェーンや元の枠を見ながら、新しいデザインについて相談しているお打ち合わせの様子
丁寧なヒアリングを経て、お勧めデザインをご提示。新しい姿を想像し、心躍るひと時を共有します。
旧枠から慎重に取り外され、正確なサイズ計測のためにトレイ中央に置かれた一粒のダイヤモンドルース
新しい枠を0.1ミりの狂いもなく設計するため、元のプラチナ枠からダイヤモンドを慎重に分離。

第2章:3Dプリンターによる「試着」で、不安を確信の安心へ

多くのジュエリー店では、CAD画面の確認の次はそのまま金属へ鋳造してしまいますが、エファーナではもう一歩、お客様の安心に踏み込みます。データを実際の樹脂として立体化し、本物のダイヤモンドと合わせることで、お客様に「実際のサイズ感」を体験していただくのです。

3D-CADソフトのデジタル空間上で、滑らかな流線型のラインで構築されつつある新しいペンダント枠のモデリング画面
ご提示したお気に入りのデザイン案を、3D-CADのシステム上で立体的に設計・具現化。
4分割の異なるカメラアングル(正面、側面、透視図)から、完成した滑らかなフォルムのペンダントを確認できるCADのレンダリング画面
ダイヤモンドを優しく包み込む、しなやかでモダンなフォルムの3Dデザインが完成。
3D Builderソフトの画面上で、ポリゴンエラーをクリアに修正された白いペンダントトップの立体メッシュデータ
3D Builderを用いてデータのエラーを完璧にチェック・除去。造形の安定性を極限まで高める。
スライスソフトの画面上で、造形を支えるための細いサポート支柱が何本も配置された、3つのペンダント枠の配置図
精密な出力を実現するために、適切なサポート材の取付とスライス配置を行い、プリント準備を完了。
3Dプリンターのプラットフォーム上に、緑色の透明なレジン樹脂で細部まで精密に出力された3つのペンダント原型の写真
3Dプリントが完了!画面の向こう側のデザインが、本物と同じサイズ感の立体原型として誕生。
サポートから切り離された緑色のレジン枠の上に、本物のダイヤモンドをそっとのせてピンセットでフィッティングを確かめている様子
樹脂原型にお客様のダイヤモンドを乗せる「石合わせ」。イメージ通りであることを確認し、いざ本番へ。
検証用の緑色樹脂枠、ダイヤモンドルース、精度高く鋳造・研磨されたプラチナ枠が並ぶトレイ上の写真
原型を元にプラチナ枠が完成!最新技術から、いよいよ伝統的な金属加工の世界へと移行。
新しいプラチナ製の台座の中央にダイヤモンドをセットし、これから石留めを始める直前の精密な手元の写真
プラチナ枠へダイヤモンドを慎重にセット。石留めのための完璧な位置決めと準備。

第3章:魂を吹き込む職人の手仕事と、時を超える受け継がれる形

最先端のデジタル技術によって完璧な枠ができあがったら、ここから先はクラフトマンシップの独壇場です。お客様のダイヤモンドを一生外れないよう、そして最も美しく光を取り込めるよう、熟練の手技で仕上げていきます。

固定台にしっかりと固定され、タガネやヘラを用いて爪を優しく形整えている細微な作業風景
固定台に本体を固定。ダイヤモンドを美しく引き立てるため、まずは爪を綺麗に整える作業から。
ダイヤモンドをしっかりと抱え込むように倒されたプラチナの爪を、シリコンポイントを用いて丁寧に磨き上げている仕上げ作業
倒した爪がしっかりと石を留めているか最終確認。シリコンポイントで極上の鏡面へと磨き上げる。
新しく完成したモダンなペンダントトップにプラチナチェーンを通し、トレイの上で全体のバランスと美しさを確認している写真
プラチナチェーンを通し、胸元で着用した際の下がり方や全体のバランスを厳格にチェック。
昔の太い爪から解放され、流れるような美しいプラチナの曲線に優しく包み込まれてまばゆい輝きを放つ、リメイク完了後の一粒ダイヤモンドペンダント
お婆様から受け継がれたダイヤモンドペンダントの完成。時を超え、洗練された姿で次の世代へと繋がっていく。

結び:不安を払拭し、想いを未来へ繋ぐリメイクを

「譲り受けたジュエリーのデザインを変えてみたいけれど、失敗したらどうしよう」という不安は、決して特別なものではありません。だからこそエファーナでは、3Dテクノロジーを用いてお客様と一緒に細部まで形状を確認し、実際の『樹脂原型』に触れていただくステップを大切にしています。

お婆様が大切にされていたダイヤモンドの価値や思い出はそのままに、今のあなたを最も輝かせるモダンなペンダントへと進化を遂げました。この新しくなったペンダントは、これからもあなたの毎日に寄り添い、短くなることなく次の世代へと美しく受け継がれていくことでしょう。

眠ったままの大切な宝物に、もう一度光を当ててみませんか?お客様の想いに寄り添い、確かな安心と技術でお応えいたします。いつでもお気軽にエファーナまでご相談ください。