【婚約指輪リメイク】想い出のスクエアダイヤモンドが蘇る!日常に寄り添うヌーディーなペンダントヘ

「大切な想い出が詰まった婚約指輪。でも、サイズが合わなくなってしまい、最近はすっかりジュエリーボックスの中で眠ったままになっていて…」
そんな切実なお悩みをお持ちいただいたお客様からのご相談です。お持ちいただいたのは、存在感溢れる美しいスクエアカット(プリンセスカット等)のダイヤモンドが与えられた婚約指輪でした。
せっかくの素晴らしい輝きも、身に着ける機会がなくてはもったいないですよね。そこで今回は、これからも末永く胸元で愛用していただけるよう、デイリーに活躍する素敵なペンダントへリメイクさせていただくことになりました!

憧れの「ヌーディーデザイン」を目指して
元々のリングは、ダイヤモンドを両サイドから優しく挟み込む「2点留め」のデザイン。お客様の丁寧なヒアリングを重ねる中で、そのシンプルで洗練された雰囲気をそのままペンダントへ引き継ぐことに決定。
目指したのは、石の受け部分を最小限に抑え、余計な金属を極力見せない「ヌーディーなダイヤモンドペンダント」です。ダイヤモンドそのものが胸元に浮かんでいるかのような、軽やかで上品なスタイルを仕立てていきます。

まずは、長年ダイヤモンドをしっかりと守ってきたプラチナ枠から、慎重に石を分離します。傷ひとつつけないよう細心の注意を払い、無事に無傷で取り外しが完了しました。
石の縦・横・厚みを精密に計測したら、ここからが最先端技術の出番です。
3DCADと3Dプリンターが叶える精密な設計

計測した数値をもとに、3DCADソフト上でペンダントの設計を開始します。ダイヤモンドの光を遮らないよう、そして2点留めの爪が一番美しく見えるバランスをミリ単位で追い求めてデータを構築していきます。

設計データが完成したら、次はそのデータを3Dプリンターへ送り、立体モデルとしての出力作業へ移行します。

3Dプリントが完了しました! 画面上のデータだけでなく、実際に立体となった樹脂モデルを手に取って細部までチェックします。立体感やボリューム感を実物で検証できるため、完成イメージのお互いのズレを無くし、お客様にも安心していただける大切な工程です。

プリントされた樹脂の枠へ、実際にメインのスクエアダイヤモンドを重ねてみます。

「んんっ!きっちりとセットできそうです!」 吸い付くようにぴったりと収まりました。この完璧にフィットした樹脂モデルを「原型」とし、プラチナ(Pt)へと鋳造していきます。
職人の手仕事で仕上げるプラチナの輝き

鋳造を経て、美しいプラチナの枠が完成しました!樹脂モデルの精密さがそのまま金属へ引き継がれています。

プラチナ枠にダイヤモンドをあてがい、改めて寸分の狂いもないことを確認。ここへチェーンを通すためのパーツである「バチカン」を丁寧に取り付けていきます。

枠の組み上げが終わったら、いよいよ緊張感漂う「石留め」の工程です。上下の爪を均等に、そしてしっかりと倒し込んでダイヤモンドを固定していきます。

マイクロスコープ(顕微鏡)でのぞき込みながら、わずかな隙間もないよう完璧に石留めを完了させました。石留めの際にできたごくわずかな道具の痕も、シリコンポイントやバフを使って鏡面になるまで磨き上げていきます。
ついに完成!幸せな未来へ寄り添うアニバーサリージュエリー

仕上げ磨きを終えたペンダントトップに、ご用意していたプラチナのスライドアジャスト付きネックレスチェーンを通します。長さの調節が自在にできるスライドチェーンなら、お洋服の首元の開きに合わせてベストな位置でダイヤモンドを輝かせることができます。

ついに、スクエアダイヤモンドのペンダントが完成いたしました!
スクエアカットならではのシャープで気品ある輝きが、ヌーディーな2点留めによってより強調され、ハッとするほどの存在感を放ちます。

タートルネックのニットの上からシンプルに合わせたり、シャツの胸元から覗かせたり……普段のコーディネートにプラスするだけで、パッと華やかな気持ちにさせてくれる特別な仕上がりになりました。
リングとして眠っていた大切な婚約指輪が、これからの毎日を一緒に歩むアニバーサリージュエリーへと見事に生まれ変わりました。胸元でダイヤモンドがキラリと揺れるたび、ご家族の想い出やこれまでの歩みが思い起こされ、心弾むような幸せな時間が続いていくことでしょう。
ephanaでは、お客様の大切な想い出に寄り添い、現代の暮らしに溶け込む新しい形をご提案しております。「うちにも眠っているジュエリーがあるかも…」という方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。

