時計、貴金属、メガネ業界の最新情報をいち早く 全国に発信している ”業界新聞”
1947年(昭和22年)より発刊している香川県拠点の老舗新聞社なんです。
もう70周年を優に超え既に892号! 編集長の長谷川 修一氏はいわば この業界の”生き字引ってところです。
新年明けましておめでとうございます。
皆様には、健やかに新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。また、旧年中はひとかたならぬご厚情を頂き誠にありがとうございます。
漢字一文字で表した「密」は昨年を象徴するものとなり引き続き新しい生活様式や行動を求められております。
そして、いまだ人々への感染拡大の報道には前途遼遠だという感じを得ませんが世の中への期待を語り合いより良き未来を切に願った年明けになりました。
さて、ビジネス環境もこの一年で御多分に洩れずがらりと変わりました。
皮肉にもコロナ禍がITの浸透に一役を担い、非接触・非対面が求められる中でも事業継続の足掛かりになったり、新分野へと活路を見出したところも多く見受けられます。
菅義偉首相は就任直後、成長戦略の柱としてデジタル庁を創設し行政の縦割りを打破、大胆に規制改革を取り組もうとしています。
そして、経済活動を大転換する改革、前例主義を考えないなど未来につながる改革は期待の高まるところで
その「デジタル改革関連法案準備室」室長に香川ゆかりの大臣が就任したことは私自身なにか縁を感じてしまいました。
また、コロナ禍において政府のデジタル度合いは大きく後れを取っていることも曝され、
このデジタル化は時代の要請に応え、まさにDX(デジタルトランスフォーメーション)は人々の生活をあらゆる面で良い方向に変化させる救世主です。
人と人とを分断し、これまでの常識を変えた新型コロナウイルスの影響は年が変わつても続きますが、いつまでもそのせいにし滞っているわけにはいきません。
我々としても活用できる経済支援は受けて、それに応えるべく思い切った事業再構築を本気で求められます。
進化の陰には歪も生まれ、それを克服できる知恵があるのも我々人類。
もう既に新たな常態(ニューノーマル)に馴染みつつありますが、そこには飛躍できる材料も用意されているということです。
次なるフェーズに何かしら予想をし準備をしていればこそ対応できることもあります。
また、この状況下においてもデジタルジュエリー®協会は多くの仲間を得られ、更なるデジタルシフトで進化の決意表明もしたところです。
新年早々閉塞感漂う幕開けになりそうですが、ジュエリービジネスをテクノロジーから考え直したデジタルジュエリー®は、今後伸びてくる
5つのテクノロジー(AI,5G,ブロックチェーン、自動運転、量子コンピュータ)をどう組み入れ、どう使えるかを研究し
新しい価値そして選択肢を生み出し日本初の「Jewtech企業」を世界に発信していきたいと思います。
以上を持ちまして新年のご挨拶並びに抱負とさせていただき貴社のますますの繁栄をお祈り申し上げます。
令和三年元日
*Jewtech:宝飾(Jewelry)と情報技術(Technology)を合わせた造語。
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