第41回業界新聞担当コラム;労多くして功少なし。

時計、貴金属、メガネ業界の最新情報をいち早く 全国に発信している ”業界新聞”

1947年(昭和22年)より発刊している香川県拠点の老舗新聞社なんです。

  もう70周年を優に超え既に889号! 編集長の長谷川 修一氏はいわば この業界の”生き字引ってところです。


パソコンが使えないとお仕事もままならない…そう感じる世代には世知辛い世の中になってきました。

コロナ禍をきっかけに認識や思想また、社会的価値観の劇変で時代の節目を体感している今、

コミュニケーションはスマホで出来てもお仕事は遂行できず、それ故にスマホは消費、パソコンは創造活動といわれています。

政府もデジタル改革を強力に推し進め各省庁デジタルシフトに舵を取り始めています。

アメリカと中国もこのデジタル戦略主導権争いを繰り広げ、その如何によっては今後の繁栄に大きく関わつてくるでしょう。

要は、世界的な流れはいかに早くデジタルシフトするかに命運をかけているといえます。

 

リスクを取り、手探り状態からデジタルシフトすれば、周りからは理解されずにいるでしょうが、いずれその世界が来ると信じた先行者は大きな利益を得られます。

しかし遅れはするものの比較的早い段階でデジタルシフトすれば世間に広がるまでの間、恩恵を受けることも出来るでしょう。

問題は、その決断を先に延ばし周りがやっているからとようやく重い腰を上げると、恩恵どころか努力も報われず資金がかさむ後手後手の対応となります。

「労多くして功少なし」今、デジタルシフトに移行できなければ大きなリスクを負うことも認識が必要です。

 

切手を貼り手紙を出していた事が、電子メールやLINEのごとく意思決定も早さを求められる時代ですが、

何をどうすればいいのかわからず手を付けられない人も多い気がします。

専門用語や、疑問に思ったことはウェブで検索すると大体において、解決するもので

人に聞いたりお願いしていたことが自己完結出来るいい時代です 

 

デジタルはフラットあり誰でも扱える技術ゆえ、

ビジネスにおいてスピードと再現性がエンドユーザよりも劣っていれば二度と見向きされません。

先にデジタルシフトしていることで優位性が保たれ存在意義を認めてくれるものです。

文字や写真、音楽などアナログ情報だったものが、デジタル情報になったことで一元的に扱え、

リアル店舗同様にウェブ上で存在感を容易に出しやすくなってきています。

場所や時間、言葉の壁を突き抜けてしまったデジタルの世界は圧倒的なスピードで人と人をつなげ現実世界を凌駕します。

(コンピュータの仕組み;0/1)

デジタル前提社会はやるかやらないかON/OFF:1か0の世界です。

何が起こるかわからない不安が渦巻いていますが、まずは心を落ち着かせ変化を受け入れる決意をすれば、あとは即断即決で可能性を見いだせる新しい世界です。


“業界新聞”

(※業界新聞社;香川県坂出市駒止町2丁目5番43号/TEL・Fax;0877-46-5384/編集発行人;長谷川 修一)

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