【ダイヤモンドリングをペンダントへ】思い出の指輪を身近に着けられるジュエリーリフォーム製作事例

完成したダイヤモンドペンダントをチェーンに通した写真

指に着けなくなったダイヤモンドリングを、いつも身近なペンダントへ

ジュエリーリフォームという言葉はよく耳にするけれど、実際には
「どこへ相談したらいいのだろう」
と迷われる方が少なくありません。

今回ご来店くださったお客様も、まさにそのお一人でした。
きっかけは、お友達からのご紹介。以前当店でジュエリーリフォームをご依頼くださった方が、進め方や対応を気に入ってくださり、そのお話を聞いてご来店くださいました。こうして大切なご縁がつながっていくことに、こちらこそ感謝の気持ちでいっぱいです。

お持ちいただいたのは、もううん十年前に旦那様から贈られたダイヤモンドリング。けれど今ではリングサイズも小さくなり、指に着ける機会が少なくなっていたとのことでした。大切な思い出が詰まったダイヤモンドだからこそ、このまま眠らせるのではなく、いつも身に着けられるペンダントへ。そんな想いを込めて、製作を進めていくことになりました。

サイズが合わなくなったダイヤモンドリングと外したダイヤモンド
思い出のダイヤモンドリングを、ペンダントへリフォームしていきます。

もとのジュエリーはこちら。
長年大切にされてきたダイヤモンドリングと、その中心石です。時を重ねた思い出が詰まったジュエリーだからこそ、新しい形へ受け継ぐ意味があります。

ダイヤモンドペンダントのデザインをCADで検討している画面
まずはCADで、ペンダントの全体像を丁寧に検討します。

まずはCADでペンダントデザインを検討していきます。
ダイヤモンドの大きさやバランスを確認しながら、身に着けやすく、すっきりとした印象になる形を考えていきます。

ダイヤモンドペンダント正面デザインのCAD画面
正面からの美しさを意識して、すっきりとした表情に整えます。

正面から見たデザイン案です。
主役のダイヤモンドがきれいに映えるよう、シンプルで上品な表情を意識しています。日常使いしやすいことも大切なポイントです。

ダイヤモンドペンダント側面構造のCAD設計画面
石の収まりや強度も考えながら、側面構造を検討します。

側面構造の検討です。
石の収まり、爪の立ち上がり、バチカンとのつながりなど、見た目だけでなく着け心地や強度にも関わる部分を丁寧に詰めていきます。

ダイヤモンドペンダント構造を斜めから確認したCAD画面
見えにくい部分まで丁寧に設計し、安心感のある仕立てへ。

さらに角度を変えて構造を確認。
見えにくい部分までしっかり考えることで、安心して長くご愛用いただけるペンダントへ近づいていきます。

ダイヤモンドペンダント設計データを表示した確認画面
データ上でも細部を確認し、完成形のイメージを固めます。

設計内容を別画面でも確認。
デザインが古くなっても、作り替えることで再び新鮮に身に着けられる――その期待感が少しずつ具体的な形になってきます。

3Dプリンターで出力されたダイヤモンドペンダントの原型
ジュエリーCAD提案したデザインで3D原型として立ち上がってきました。

3Dプリンターで原型を出力した段階です。
CAD上で検討してきたものが、実際の形として見えてくる瞬間は、完成への楽しみが一段と高まります。

出力されたペンダント原型のアップ写真
細かな爪やバチカンの形まで確認できる原型のアップ。

原型のアップです。
細かな爪やバチカン部分まで確認でき、これから金属になっていく前の大切なチェック工程でもあります。

ダイヤモンドをペンダント枠に合わせて石留め前確認している工程
大切なダイヤモンドを慎重に合わせ、石留め前の確認を行います。

石留め前の作業工程です。
できあがった枠にダイヤモンドを合わせ、位置や収まりを慎重に確認していきます。大切な石だからこそ、ひとつひとつの工程に緊張感があります。

ダイヤモンドが留まり完成形に近づいたペンダントトップ
ダイヤモンドが留まり、新しいジュエリーの表情が見えてきました。

いよいよダイヤモンドが留まり、ペンダントとしての表情が見えてきました。
リングの頃とはまた違う、新しい魅力が生まれる瞬間です。思い出はそのままに、装いは今の暮らしに寄り添う形へ変わっていきます。

完成したダイヤモンドペンダントをチェーンに通した写真
リングからペンダントへ。身近に楽しめるダイヤモンドジュエリーが完成しました。

そして完成。
チェーンに通されたその姿は、まさに“これからまた毎日身近に楽しめるジュエリー”になりました。ご依頼いただいた時から感じておられた待ち遠しさが、喜びへ変わる瞬間です。


紹介でつながるご縁に感謝しながら、心してご提案

今回のジュエリーリフォームでは、単にリングをペンダントへ変えるだけではなく、大切な思い出を今の暮らしの中で生かすことを一番に考えました。
古くなったデザインも、作り替えることでまた新鮮に楽しめる。これはジュエリーの大きな魅力のひとつです。

ご紹介でご来店いただいたことへの感謝もひとしおで、だからこそ一層、心してご提案差し上げたいという思いで製作を進めました。ジュエリーリフォームは、お預かりする品に思い出が深く宿っているからこそ、任せて安心と思っていただける進め方がとても大切です。
その安心感の先に、「完成まで楽しみにしています」というお気持ちが育っていくのだと思います。

長い年月をともにしてきたダイヤモンドが、これからはペンダントとしてまた新しい時間を重ねていく。そんな節目に関わらせていただけたことを、心よりうれしく思っております。