枠から外して、もう一度輝く。ダイヤモンドリングのリフォーム製作工程(K18×プラチナのコンビ仕様)

思い出のダイヤモンドリング。
「良いダイヤだけど、デザインが今の生活に合わず出番が少ない…」というご相談はとても多いです。
今回は、旧枠からダイヤモンドを外し、
K18ゴールド×プラチナのコンビ仕様で、引っかかりの少ない伏せ込みデザインへ作り替える製作工程をご紹介します。
1)まずはリフォーム前の状態を確認
立爪タイプのダイヤモンドリングは、当時の憧れが詰まった定番デザイン。
ただ、日常使いでは「引っかかり」や「高さ」が気になり、着けなくなることもあります。

リフォーム前(立爪リング)
2)新デザインの方向性:やさしく包む「伏せ込み」+ミル打ち
今回のポイントは、ダイヤモンドをカップ状の枠でやさしく包み込むこと。
周囲には**ミル打ち(ポコポコした粒の装飾)**を入れて、クラシカルで上品な印象に仕上げていきます。



デザイン提案イメージ(カップ状+ミル打ち)
3)旧枠からダイヤモンドを取り外し、サイズを計測
デザインが決まったら、いよいよ旧枠からダイヤモンドを丁寧に取り外し。
この瞬間、ダイヤモンドは枠の影響から解放され、本来の輝きがより分かりやすくなります。

旧枠から外したダイヤ&サイズ計測の様子
4)なぜ「腕」と「シャトン(石座)」を分けるの?
今回のリングは、
- リング腕=K18ゴールド
- ダイヤを留めるシャトン=プラチナ(伏せ込み)
というコンビ仕様にするため、パーツを分けてそれぞれの地金で鋳造します。
1本の指輪に見えても、目的(素材・耐久性・見た目)に合わせて合理的に構造を分けることがあります。

3Dプリント(形状確認)

K18腕/プラチナシャトン(パーツ構成)
5)シャトンへダイヤを入れ込み、全体のバランスを確認
カップ状のシャトンにダイヤモンドを入れ込み、リング腕に乗せると完成形が見えてきます。
この段階で、高さ・幅・着け心地・見た目の重心を最終確認します。

腕にシャトンを乗せた状態(仮組み)
6)コンビ枠の接合 → 磨き → 石留(進み)で仕上げへ
最後は、K18腕とプラチナシャトンを精度よく接合し、段差や継ぎ目を整えながら磨きを入れていきます。
仕上げの石留(進み工程)を経て、日常で安心して使える一本へ完成させます。



思い出のダイヤモンドが、
「持っているだけ」から「また着けたくなる」一本へ。
今の暮らしに合う形へ作り替えるのが、ジュエリーリフォームの醍醐味です。
■ 写真を送るだけでOK|LINEご相談
「このジュエリー、作り替えできる?」
まずは写真を1枚送ってください。ざっくり方向性をご案内します。
- ① 正面と側面の写真(2枚あると◎)
- ② ご希望(シンプル/伏せ込み/一文字…など)
- ③ ご予算感(決まっていれば)

