1.3ctコニャックダイヤモンドで叶える、ご褒美のオーダーメイドリング製作

布の上に置かれた完成間近のコニャックダイヤモンドリング

「このダイヤモンドで、可愛くて、自分らしいリングを作れますか?」

黒いケースに入ったスクエアシェイプのコニャックダイヤモンド
物語の始まりは、この一粒から


そんなご相談から始まった、今回のオーダーメイドリング製作。お持ち込みいただいたのは、縁あって以前に手に入れられたという、スクエアシェイプのコニャックダイヤモンドです。しかも1.3ctという、しっかりと存在感のある大粒。そろそろお誕生日も近づき、「いつか」と思っていたこの宝石を、ようやく形にしてみようとお声がけくださいました。

指先に乗せたスクエアシェイプのコニャックダイヤモンドの接写
1.3ctの存在感と、深みのある美しい色合い

お話を伺う中で伝わってきたのは、ありふれた取り巻きデザインではなく、ちゃんと自分の気持ちに寄り添ってくれる“私だけのリング”が欲しい、という想いでした。可愛く、少しフリルのようなやわらかさもあって、でも日常でもちゃんと着けやすいものにしたい。そんなご希望をひとつずつすくい上げながら、今回は「普段使いできる可愛さ」をキーワードにデザインを整えていきました。

立体設計へ進んだあとは、石座の高さや爪の見え方、正面からの愛らしさ、横から見た時の軽やかさなどを細かく調整。CG画像や動画でイメージをすり合わせることで、「思っていたのと違う」が起きにくくなり、不安を安心へ変えながら進められるのが、この製作の大きな魅力です。

付属書類に紐づく赤いQRコード画像
宝石情報の確認もあわせて進めていきます

さらに、指入れやバランス確認のために3Dプリントを行い、実際のサイズ感や雰囲気を確認していただきます。

平面のデザインだけでは分かりにくい部分も、こうして実物の原型になると一気に完成が近づいて見えてきます。「これなら安心です」「今からとても楽しみです」とお客様のお声も弾み、私たちもますます気持ちが入ります。

リング原型の石座部分を上から見た写真と後ろに置かれたダイヤモンド
石のサイズに合わせ、石座の内側も丁寧に確認
原型リングにコニャックダイヤモンドを仮合わせした写真
主石を合わせると、リングの表情が一気に見えてきます
リングサイズ棒の上でダイヤモンドを合わせたリング原型の写真
指サイズと石の見え方を同時にチェック

その後は型工程へ進み、金属へとバトンを渡していきます。小さな宝石ひとつから始まった物語が、少しずつ“身に着けられるかたち”へ育っていく時間は、やはり特別です。途中経過もお客様とは公式LINEアカウントを通じて丁寧にご報告。遠方の方でも、お写真や動画で確認しながら進めていけるので、気兼ねなくご相談いただけます。

小さな緑色の部材が入ったゴム型の写真
次の工程へ向けて、型の準備も進行
リング原型が収まった二つの型材の写真
形をかたちとして受け渡す、大切な工程

やがてコニャックダイヤモンドが石座へおさまり、リングはぐっと表情を持ちはじめます。深みのあるブラウンゴールドのような輝きに、可愛らしさを添える取り巻きの表情。甘すぎず、でもちゃんと心がときめく。そんなバランスが、このリングらしい魅力になっていきました。

原型リングと完成途中のリング、コニャックダイヤモンドを並べた写真
原型から金属へ、少しずつ完成に近づいていきます
ダイヤモンドを留める前のリング枠を手に持った作業写真
石留め前の細かな調整も丁寧に
サイズ棒に通したリングにコニャックダイヤモンドが留められた写真
主石が入ると、リングの魅力が一気に立ち上がります

大切に持っておられた宝石を、ご自分へのご褒美ジュエリーとして新しく息づかせる。そこには、単なるリング製作以上の意味があります。思い出も、節目も、これからの日常も、そっと一緒に重ねていける一本に。
「ここなら大丈夫」
そんな気持ちでお任せいただけるよう、これからも一歩ずつ、やさしく丁寧に形にしてまいります。