月の雫を耳元に。ブラックパールが艶やかに揺れるオーダーメイドピアスの製作ストーリー

ピアススタンドにセットされた完成品のブラックパール揺れるピアス

古くから「月の雫」や「人魚の涙」といった美しく神秘的な神話で彩られてきた宝石、真珠(パール)。 その中でも、深く重厚な光沢と気品漂う色彩を持つブラックパール(黒蝶真珠)は、大人の女性の魅力を引き立てる特別な存在です。

「耳元で優雅に揺れる、世界にひとつだけのブラックパールピアスを作りたい」 そんな想いからスタートした今回のジュエリー製作。デザインの着想から完成まで。

1. 神話のイメージをカタチにするデザイン構築

デザインコンセプトは、「耳たぶから滑らかに流れ落ちる月の涙が、そのまま美しい真珠になった」というロマンチックな神話の世界観。

3DCGで作成されたブラックパールピアスの多角的なデザイン図解画面
神話の「月の涙」からインスピレーションを得たピアスの多角 CAD デザイン画面

まずはジュエリー専用の3D CADを使用して、デザインの骨組みを構築していきます。繊細なS字ラインを描く金属パーツと、その先で揺れるパールのコントラストを、あらゆる角度から検証。

2. 3DCGによる立体イメージの追及

ジュエリーは手に取り、身につける「立体物」です。だからこそ、平面のデッサンだけでなく、立体でのデザインとリアリティのあるレンダリングを行うことが極めて重要な意味を持ちます。

流れるようなS字ラインと真珠の配置を示す3DCG立体デザインモデル
流れるような曲線美と完成時のシルエットをリアルに描き出す3DCGモデル

精密な3DCGモデル…。 金属部分のしなやかな「流れるイメージ」と、身につけたときの「揺れ感」を計算し尽くし、完成イメージを正確にカタチにしていきます。メレダイヤモンドの配置やサイズ感も、この段階で0.1ミリ単位の調整を行います。

3. プラチナの輝きとダイヤモンドの石留め

CGでの精密な設計を経て、いよいよ実際の貴金属(プラチナ)へと命が吹き込まれました。

手に持たれたダイヤモンド留め済みのプラチナ製ピアス枠と奥に並ぶ2粒のブラックパール
実物として鋳造され、メレダイヤモンドが緻密に留められたプラチナ(Pt)のピアス枠

磨き上げられたプラチナの枠は、一筋の光の筋のよう。その曲線に沿って、小粒ながらも強い輝きを放つ「メレダイヤモンド」が1石ずつ緻密に留められました。奥にたたずむ2粒のブラックパールを取り付けていきましょう。

4. パールに息吹を吹き込む「可動部」の固定

このピアスメインの「揺れる構造」の組み上げです。

プラチナ枠の先端にブラックパールを取り付けた制作途中の様子
揺れる可動部分へ、厳選されたブラックパールをしっかりとセット

プラチナ枠の最下部にある可動パーツへ、ブラックパールを固定していきます。 指でそっと持つと、しなやかなS字ラインから自然につながるパールの存在感も表現。可動部がスムーズに動くことで、身につけた人の仕草に合わせてパールが優美に揺れ動く仕組み。

5. ついに完成!耳元で奏でるエレガンス

3Dイメージから、リアルのブラックパールが揺れるオリジナルピアスが完成!

ピアススタンドにセットされた完成品のブラックパール揺れるピアス
完成!プラチナとダイヤモンドの輝き、そして艶やかなブラックパールが優雅に揺れる一品

プラチナの上質な輝き、流れるように煌めくダイヤモンド、そしてその下で妖艶な光沢を放ちながら揺れるブラックパール……。すべての要素が調和し、大人の気品を漂わせています。

ふとした仕草で耳元が優雅に揺れるたび、身につける人の心まで華やかに躍らせてくれる——そんな特別なジュエリーが完成。

「こんなデザインのジュエリーを形にしてみたい」「眠っている宝石を生まれ変わらせたい」 そんな胸のときめきを感じた方は、ぜひあなただけの理想のジュエリー作りを一歩踏み出してみませんか?