第49回業界新聞担当コラム;デザインと人を繋ぎ、フラットな世界を実現する。

 

時計、貴金属、メガネ業界の最新情報をいち早く 全国に発信している ”業界新聞”

1947年(昭和22年)より発刊している香川県拠点の老舗新聞社なんです。

  もう70周年を優に超え既に898号! 編集長の長谷川 修一氏はいわば この業界の”生き字引ってところです。



北海道から沖縄まで全国29社に広がったデジタルジュエリー®協会。

これまでのジュエリービジネスにデジタルを取り入れ、DX(※1)へと突き進んでいるメンバーです。

例年、国際宝飾展の日程で一堂に会し交流していましたが、今年はそうもいかず、それ以外でも連携する機会はなくなってしまいました。
Z世代(※2)と言われる、いわばSNSネイティブ、スマホネイティブ、さらにはデジタルネイティブの次世代に対応できるよう
お互いがデジタルを学び、不安を解消しあう重要なつながりですが、いまだ猛威を振るうコロナ禍では依然、交流は厳しいことが窺(うかが)えます
しかし、人と人との分断された世の中に対応できるテクノロジーは用意されていました。
まさにインターネットを活用したコミュニケーションツールで、Zoomクラウドミーティングは月一開催しメンバーの近況をはじめ、
最新のデジタル技術の勉強会へと育ってきています。
テクノロジーの進化を知り、そこから派生するビジネスの流れを予測してみる。
IT企業がデジタルベースでビジネスの仕組みを作れば、取り扱いのモノが違うだけで、それがアパレルだろうがジュエリーだろうが垣根がなく、なまじっかデジタルを取り入れただけではすぐに追いやられてしまいます。
真の黒船は同業者ではなくデジタルを駆使したニューカマーとの認識が必要です。

DXがますます進み、人を介さないサービスが広がると、これまで接客のプロフェッショナルでいた人達にも居場所がなくなってきます。

卑劣な手段とは言い難いですが、「新しいテクノロジーは苦手」と毛嫌いし、取り入れることをしなければたちまち足をすくわれることになりかねません。

それゆえ同じ志を持った者同士が最新情報を積極的に学びシェアし挑戦することは重要なのです。

また、月一のミーティングに加え、メンバー間で課題を持ち寄る分科会も発足してきました。

掴みようのない巨大と思えるデジタルへの疑問も、メンバーの知恵や経験またノウハウを拝借しながら解決を図り

いかに準備し新しいサービスを生み出すかのディスカッションは真剣そのものといえます。

特に無料で提供されているデジタルツール(googleマイビジネスやアナリティクス、フェイスブック、LINEその他)を武器に

ウェブ上でも縦横無尽に展開しデザインと人を繋ぎ、フラットな世界を実現する」活動に勢いがついてきました。

 

※1、DX;デジタルトランスフォーメーション

※2、Z世代;1990年後半から2012年ころに生まれた世代。現在9-21歳くらい。

デジタルジュエリー®協会

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