第19回;デジタル投資!!してますか?(業界新聞コラム)

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時計、貴金属、メガネ業界の最新情報をいち早く 全国に発信している ”業界新聞”

1947年(昭和22年)より発刊している香川県拠点の老舗新聞社なんです。

  もう今年で70周年で既に864号! 編集長の長谷川 修一氏はいわば この業界の”生き字引ってところです。



「3Dプリンタ」も既に市民権を得、耳にも馴染んできた感じがします。

特許切れから始まった3Dプリンタブームも、ピストルやナイフが作れたりと幾分「負」のイメージで先行しましたが、 

今では、革新的な「デジタルモノづくり」へと進化を辿っています。

 

産業は素より、工業に於いても精密かつ軽量堅牢な複雑パーツや、車や家を3Dプリントしたり。

医療業界では義手義足、インフォームドコンセントでの臓器やエピテーゼと称される体の表面に取り付ける人工物製作、

食品業界、さらには美容業界へと身近なところまで浸透し今後の展開に可能性を感じます。

実は宝飾業界においても3Dプリンタは20年程前から使われていました。

大量生産の原型として利用されていた時も、Made for You の少量製作の今でも、

デザインから試作へワンストップで仕上げられるとても相性のいいビジネスモデルといえます。

非常に高価で一部の工場でしか使われていなかったものが、先のブームで尚進化し

中小零細、また個人までも手が出せる価格帯になったことは、大きなチャンスだと思います。

 

最近では、NHKの連続テレビ小説「半分、青い。」の中で主人公の鈴愛(すずめ)が

母の為に”そよ風”を作ろうと偶然出会った3Dプリンタには釘付けになりました。

才能を活かし仕事を手に入れた「一人メーカー」は、アイデアを形にし

発明品を生み出していくにはまさに3Dプリンタが最適です。

我々のジュエリービジネスに於いても、これらを利用することで誰でも簡単に参入できそうですが

実は、3D-CAD と3D プリンターではなく それらを使えるジュエラーが要求されるのです。

リーマンショック後の2009年には、自動車業界など少なからずの3D-CADの専門家が

活路を見出すべく3Dプリンタでジュエリー製作を目指していたと業界仲間から聞いたことあります。

しかし、宝飾業界人が3D-CADでジュエリーデザインを覚えるのとでは、やはりハードルの高さが違います。

必要なのは専門知識と接客、3D-CADが出来るからと言ってもそう簡単にはいきません。

それ故、我々が3D-CADを使い3Dプリンタでジュエリービジネスするのは理にかなっています。

 

これまで縁がないと思われてきた業種までもが いとも簡単にデジタルを取り入れ活用しています。

あなたのビジネスにも「デジタル投資」してみてはどうでしょう?