さらに奥深くまでのめり込み、ひと夏の体験をした気分 ★「珊瑚・新田次郎」

「きっかけを大切に」

いつも心掛けている私の行動指針。

 

先月末、大山会にて紹介させていただいた「珊瑚・新田次郎著」。


うん十年ぶりに再読です。



魅力から歴史まで奥深くまで理解でき お客様の心に響いてくるはず。 ★大山会☜8・23ブログ



今でもよくセールストークで引用しますが、今回さらに奥深くまでのめり込み、ひと夏の体験をした気分です。
さらに気づかされた箇所を何気なく折り曲げていくと…珊瑚の歴史について こんなにも知識が増えましたっ。
↓
「最初は珊瑚船に乗るといい銭になるから…しかし今は違う。珊瑚が好きになった。
海の底にある、あのサンゴという美しいものを引き上げる喜びがこのごろ分かるようになったのだ。
(中略)サンゴ網の綱を握って手応えを待っているあの気持ちが忘れられないのだ。
(略)セイキかオチギか、アカイロサンゴかモモイロサンゴかが分かるのは、それが海の上に顔を出した時だ。
その一瞬の喜びのためにおれも金吾も海へ出かけていくのかもしれない。
この世でもっとも美しいものを自分の手で引き上げたという満足感はたとえようもないほどすばらしいものだ。」「珊瑚・新田次郎著p323」

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