第35回業界新聞担当コラム;#デジタルシフト

 

時計、貴金属、メガネ業界の最新情報をいち早く 全国に発信している ”業界新聞”

1947年(昭和22年)より発刊している香川県拠点の老舗新聞社なんです。

  もう70周年を優に超え既に883号! 編集長の長谷川 修一氏はいわば この業界の”生き字引ってところです。



第35回業界新聞担当コラム;#デジタルシフト。

 オリンピックイヤーも相まってデジタルシフトの新時代がやってくるとだれもが信じて疑わなかった2020年春。

スマホを介したキャッシュレスや公共サービスは生活に浸透し、IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)
また、自動運転など便利な世の中へと加速するはずでした。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響は都内を含め全国7か所に緊急事態宣言(4/7)がついに出され、
経済活動は「まさか」から始まり未だ「まさか」を抜け出せず既存のビジネスは前代未聞のフルイにかけられ長期戦の試練が立ちはだかっています。

人類と感染症の歴史はこれまでにも克服したものや未だ戦っているものもあります。

人々が集まり賑わいを創出することで成り立っていた商業施設や展示会は、感染症蔓延の温床とされ自粛要請されたり人との会話において間隔を取る予防策は異常をきたしています。

しばらくは続くであろうウィズコロナ、また終息後のアフターコロナは、もう元には戻れえぬ時代の象徴となり

#stayhome, #家にいよう…などSNSにもあふれているこれらのタグも東日本大震災を大きく上回る衝撃を与え働き方を変えるきっかけにつながっています。

現状の閉塞感、辛酸をなめている今、いち早く時代の流れを学び入れ、デジタルシフトのフルコミットで克服の道が開かれて来ると思います。

 

ジュエリービジネスにおいてデジタルシフトとは、3D-CADでデザインし、3Dプリンタで原型製作。

それをインターネットを介したコミュニケーションツールやテレワークで顧客に提案し受注、オーダが確定すれば3Dデータを提携工場へ送信し一気通貫で製品へと完成させることです。

これまで人が動くことで成り立っていた販売環境もジタルに置き換えることが出来そうです。

 人々を分断し制限されている今、インターネットを介していろんなことが出来るという事も経験してきました。

8Kは人間の目を上回り、5Gは「超高速化」「超多数同時接続」「超低遅延」で自動運転や教育、医療にも利用され、

エンターテイメントにおいては、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)であの現場にいたような気分を味わえます。こういうことが出来たらいいなっという妄想が可能になるこれらの環境は、ジュエリービジネスにも大きな可能性を見出すことが出来ます。

上文中の「辛酸をなめている今…」は西郷隆盛の言葉からいただいたもので正確には「幾歴辛酸志始堅(幾たびか辛酸をへて志はじめて堅し)」です。

置かれている状況は違うものの現状を打開し明治維新を実現させた先人の言葉に通づるものを感じます。

経済活動でさらに辛酸をなめさせられないよう重かった腰をようやく上げ、新たなステージへのスタートとし#デジタルシフトの志しを固めてみてはいかがでしょうー。

 

by デジタルジュエリー®


“業界新聞”

(※業界新聞社;香川県坂出市駒止町2丁目5番43号/TEL・Fax;0877-46-5384/編集発行人;長谷川 修一)

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