トルコ旅行のお土産のターコイズを長く愛せるジュエリーへリフォーム!3Dデザインで仕立てる製作記

トルコ旅行のお土産としていただいたという、美しいスパイダーウェブ模様が入ったトルコ石(ターコイズ)。せっかく奮発して購入してきてくださったお品物ですが、「作りが少し…、このまま着けるのは心配…」とお悩みのお客様よりご相談をいただきました。
大切な贈り物を、安心して長く身に着けられるジュエリーへとリフォームする製作プロセスをご紹介。
1. お預かり時の状態確認と石の計測

お預かりした時点では、トルコ石の上部に直接穴が開けられ、金属パーツの突き刺しが接着剤で固定されているだけの非常に簡易的な構造でした。トルコ石は比較的デリケートな宝石のため、このままでは衝撃で外れたり石が破損したりする恐れがあります。

まずは古い金具と接着剤を石を傷つけないよう慎重に取り除きました。裸石(ルース)の状態で正確な重量を計測したところ、7.03カラットという存在感のある大きさであることが分かりました。
2. 3DCADによるデザインと3Dプリントでの検証

大切な石をしっかり保護しながら美しく魅せるため、石の形状に合わせた専用枠を3DCADで設計します。変形オーバル状のトルコ石に完璧にフィットさせるため、微妙にサイズを変えた2種類の枠データを作成し、3Dプリンターで出力しました。



画面上の数値だけでなく、実際の樹脂パーツをあてがうことで「爪の位置」「石の沈み込み具合」「外れにくさ」を極限まで追求できます。
3. 金属枠へのキャストと職人による仕上げ

検証を経て選ばれた樹脂枠を元に、金属キャスト(鋳造)を行います。出来上がった金属枠はトルコ石のラインに寸分の狂いもなく寄り添う仕上がりです。

チェーンを通す上部パーツ(バチカン)をしっかりと溶接(ロウ付け)し、トルコ石を枠にセットします。トルコ石は圧力がかかりすぎると割れてしまうため、熟練職人が手先の感覚を研ぎ澄ませながら4本の爪を慎重に倒し固定します。

石留めの際についた工具の傷を綺麗に磨き落とし、美しい鏡面仕上げを施してペンダントトップの完成です!
4. お手持ちのチェーンと合わせてイメージ確認

最後にお客様がお持ち込みされたお気に入りのネックレスチェーンに通し、全体のバランスと装着感を確認していただきました。華やかなチェーンとターコイズの鮮やかなブルー・ブラウンの網目模様が見事に調和し、旅の思い出がより一層輝く素敵なジュエリーになりました。
おわりに
お土産や譲り受けた宝石は、「大切にしたいけれど作りが気になる」「日常使いしづらい」というお悩みを多くいただきます。エファーナでは3Dテクノロジーと伝統的な職人技を組み合わせることで、ぴったりフィットする安全で美しいジュエリーへと生まれ変わらせることができます。
お手元に眠っている大切なお品物がございましたら、ぜひお気軽にエファーナへご相談ください。Webサイトにも様々なオーダー・リフォーム事例を掲載しておりますので、ご覧いただけますと幸いです!


